2018年度第5回プロジェクト訪問

2018年8月5日(日)、釜屋にて、大多喜町に住む小中学生の宿題をお手伝いする会を開きました。大多喜町元気プロジェクトからは、酒井・野田の2名が訪問し、地元の小中学生の夏休みの宿題を一緒に解きました。お昼頃には来訪者は2~3名程度しか居なかったのですが、15時を過ぎると、地元の小学生がお母さんやおばあちゃんと釜屋を訪れる子どもの姿が多く見られました。学校の宿題だけでなく、通信教材を使った学習をしている子どももおり、大多喜町元気プロジェクトのメンバーに対して活発に質問が寄せられました。また、私たちの活動の様子を見て居た地元住民の方が、お孫さんが小さな頃に使っていたおもちゃを持ってきてくださり、それらのおもちゃを使って、小学生やさらに小さな子どもたちと一緒に遊びました。

他にも、差し入れをしてくださる地域の方も多くおり、現在の釜屋の運営が、私たち大多喜町元気プロジェクトや地元の活動主体の方だけではなく、そういった地域の人たちに支えられていることがよくわかる出来事でした。そして、宿題を見たり、おもちゃを使って遊んだりする以外にも、かけっこをして遊びました。子どもたちが釜屋を快適に使えるよう、安全と体調管理に気をつけながら、一緒に遊ぶことができ、子どもたちもとても楽しそうにしていました。私たちとしては、釜屋を地域の居場所にして行く第一歩として、釜屋が楽しいところだと思ってもらうことができたのではないかと思っています。

大多喜町の釜屋

今回の企画では、これまでのプロジェクトでは関わることのなかった、小中学生やその親世代の方、さらにそれ以外の地域の方とも交流をすることができました。釜屋での活動は、そういった方々の意見を聞く貴重な機会であるため、今までヒアリングしてこなかった層の地域に対する課題意識や、要望を拾い上げることができれば、このプロジェクトがより実践的なものになると思います。そういった意見を踏まえ、より良い地域を作って行くため、私たちも、大多喜町住民の方々や町役場の方々と協力をしながら活動していきたいと思います。