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大山っ子カレッジ 〜春〜

みなさん、はじめまして!
大山チームの斉藤です。
今回は大山チームのブログ初投稿ということで、今年度の大山チームの初陣ともなった
「大山っ子カレッジ〜春〜」について紹介したいと思います。
少し長くなりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです(^ ^)

大山っ子カレッジ 〜春〜 活動記録

4月21日、土曜日。
大山小学校に子どもたちの元気な笑い声と、大人たちのやさしい笑い声が響いていた。
子どもたち約15名、親御さん方約10名、また地域の大人の方にもご参加いただき、
『第1回 大山っ子カレッジ』は溌剌とした盛り上がりを見せました。

当日、10時を過ぎると、大山小学校校舎1階の端にある図工室にぞろぞろと子どもたちや親御さん方、地域の方々が集まってきて、予定通り10時半から大山チームのメンバーが自己紹介と『大山っ子カレッジ』の説明を行った。
今回の『大山っ子カレッジ』は大山小の外部の人が”先生”となって大山小で”授業”を行うことで、新鮮な学びと交流の場を作ることが目的の企画である。

小学生たちの前に立って何かをやるという経験がこれまでなかった上に、大人の方も多く参加されていたので、我々大学生は奇妙な緊張感を持ってイベントをスタートしました。

大山っ子のみんなとうまく打ち解けられるのか、、、
自分たちの企画がおもしろいと思ってもらえるのか、、、
そんな不安を抱えながらも、好天による春のやわらかな日差しと図工室の懐かしい匂いによって、童心に返るような気持ちがして、すこしリラックスすることができました。

【1時間目】

今回の『大山っ子カレッジ』は2本立てとなっていて、1時間目の”授業”は『名札をつくろう!』。
「みんなの好きなものとか特技とか、自分の”おすすめポイント”になるものを描いてね」。
大人も子どもも混じって3つの机に分かれ、用意した厚紙に自分の名前と好きなものの絵や文字をカラーペンで描いたり、折り紙を折って飾り付けしたりした。
なに描いてるの?ととなりの人を覗き込んだり、ペンの貸し借りをしたりすることで、参加者同士はだんだんと打ち解けていった。


子どもたちの中にはなかなかペンが進まない子もいて、僕自身も何を描こうかじっくり悩んでしまいました。
この企画の裏テーマであった「自分を伝える」ということは、すこし難しいかもしれないと思ったけれど、子どもたちがつくった名札を見せながら、ちょっと恥ずかしがって自己紹介している様子はお互いのことを知って教室を和ませるには十分でした。

【昼休み】


1時間目が終わったら、すこし早めのお昼休憩。晴天の下、レジャーシートを敷いてみんなでお弁当を食べ、食べ終わったらみんなで追いかけっこや遊具で遊んだ。

【2時間目】

2時間目の”授業”は『バカッコイイ動画を撮ろう!』。
ゴミ箱に紙くずを投げ入れたり、遠くからノールックでバスケットゴールにシュートしたり、以前ちょっとした話題になった高校生の”おもしろ動画”をみんなで撮ろうという企画である。
撮影場所は教室と校庭に分かれて、教室では「ノールック紙くずシュート」と、ベランダから外に向かって紙ひこうきを飛ばす「紙ひこうきパス」。校庭では、「背面バスケットシュート」と「スマートサッカーボール片付け」にチャレンジした。
この企画は、我々が懸念していたとおり小学生には難易度が少し高いようだったが、4つのチャレンジのうち3つでOKカットをカメラに収めることができた。

小学生が何かおもしろいものを作るという体験をしてもらうことが2時間目の”授業”の裏テーマだったので、本当ならばアイデア出しや撮影も子どもたちにやってもらいたいところでした。
しかし時間が短かったのと低学年に理解できるかという懸念から、彼らの担うウエイトを減らしすぎてしまったという点が反省として残ります。

ですが、体を動かして何度もチャレンジすることで子どもたちの一生懸命な顔や、失敗したときのなんとも言えない悔しそうな顔を見ることができたのはとてもうれしく、大人たちも一緒になって応援し一体感を味わうことができました。
何かを作るおもしろさを知ってもらうきっかけとしては大成功だったのではと思います。

まだ昼の太陽が燦々と照っている14時すぎに、それぞれ2時間目のチャレンジから戻ってきて全員で記念写真を撮り解散となりました。子どもたちはまだまだ遊び足りないとばかりに外に飛び出していきました。誰もいなくなった図工室は、よりいっそう懐かしい匂いがしました。

ー終ー