2018年度第9回プロジェクト訪問

今回は、金光・田中・髙田の4年生女子3人で「釜屋の夏休み」のフィナーレとして開催した「大多喜こども祭」のお手伝いに行って来ました。大多喜こども祭は、昨年度から大多喜若者会議主催で始まったイベントです。今まで大多喜では大人向けのお祭りが多かったのですが、「小さい子どもにも楽しんでもらいたい」「地域に愛着を感じてもらいたい」という考えから企画されました。その為、参加されているお店では、食べ物や体験型の雑貨屋さんなど、子ども達の思い出に残るものが多く見られました!

第9回活動報告

私たちはスーパーボールすくいと駄菓子屋さんを出店しました。
沢山のお子様とそのご家族が遊びに来てくださり、楽しんでいる姿を見て私たちまで嬉しくなりました!また、釜屋の夏休みのイベントに参加してくれた子どもたちが声を掛けて頂き、大多喜町の地域住民の方々との繋がりが深まったことを実感しました。よそ者が地域の活性化に取り組む際に、「先ずは、その地域に入り信頼関係を築くこと」が、いかに大切かを再確認しました。

また、先程書いた通り、今回の大多喜こども祭は「釜屋の夏休み」のフィナーレとして開催されました。釜屋でワークショップを開催している時だけでなく、お祭りの最中にも釜屋の中に入り、遊んだり休憩する人の姿が多く見られ、釜屋が大多喜の地域住民の方々にとって「居場所」になりつつある事が分かりました。ただ、釜屋の開放は「釜屋の夏休み」の終了と同時に終わってしまいます。せっかくの成果を無駄にせず、釜屋を日常の一部として使える場所にしたいです。

第9回活動報告

釜屋の夏休みを通して、地域住民の方々に継続的に釜屋を利用して頂くことで“親近感が増して利用の垣根が低くなる”ことが分かりました。その一方で、週3回の開放であっても運営側にとっては大きな負担になるということも再確認することができました。今後も釜屋を定期的に開放し、その結果、釜屋が地域住民の方々のサードプレイスになることが理想的ではありますが、まずは現実的な運営方法やシステムを大多喜若者会議の皆様と一緒に考案する必要があると考えました。

第9回活動報告