日本には、創業年数が100年を超える老舗企業が約2万社存在しているといわれ、この水準は他国の水準を大きく上回っています。こうした老舗企業の中には革新的な取り組みや製品を生み出す会社も多く、その強さの秘訣に海外からの注目も集まっています。
また、CSRという言葉が定着する以前から地域貢献活動等を行い、地域のまとまりに欠かせない重要な役割を担っています。

そこで本研究では、各取材先企業の事業の強みと今後の戦略、そして地域貢献活動や社会貢献活動についての取り組みを各老舗企業へお伺いし、ケースディスカッション用の教材としてまとめました。老舗企業の経営革新について、ぜひ理解を深めて頂ければと思います。

なお、この研究は慶應義塾大学飯盛義徳研究室と、NPO法人ファミリービジネスネットワークジャパンの共同研究によるものです。