2018年前橋市夏合宿レポート
2018年8月20日〜22日の日程で、群馬県前橋市の中心商店街の活性化に向けた提言を目的とした合宿を行いました。参加メンバーの中には前橋を訪問すること自体が初めてという学生も多くいる中、現地では飯盛研究会の学生と研究会外の学生、そして共愛学園前橋国際大学の学生が一つになり活動を行いました。
1日目
初日は街中を案内していただき、前橋の中心市街地の現状や街の歴史を学んだ後、宿舎として使わせていただくcommに戻り班ごとにミーティングを行いました。全部で10ある班には様々な所属の学生が混ざり、前橋についての知識を仕入れたり前橋をフィールドとする学生の生の声を聞いたりしながらのミーティングとなりました。
2日目
2日目は一日全ての時間が班ごとのフィールドワークの時間にあてられました。商店街を歩きヒアリングをする班や自転車で市内を広く見て回る班、話し合いに時間を割く班などその行動は様々でした。
前橋の方々も学生を非常に温かく迎えてくださり、懇切丁寧に時間をとって話してくださりました。この日の夜は提言を作るために各班議論を重ね、少しでも良いものになるよう深夜まで作業をしている班が多くあったのが非常に印象的でした。
3日目
3日目もギリギリまで提言の修正、改善に時間を使い、お昼には提言発表会が始まりました。発表会には前橋中心市街地に関わる多くの方が来てくださり、会場は満員でうちわが配られるほどの熱気でした。
各班がギリギリまで時間を使い推敲を重ねた提言を発表し、会場に訪れた方々から忌憚のない意見が投げられました。お褒めの言葉もあれば厳しい意見もありそれら全てが学生達にとってとても良い経験になったことと思います。最終的には「おみくじ」を使い商店街に人を回遊させるという提言が最優秀に選ばれました。
最後は参加した全員で記念撮影を行い、合宿を締めました。前橋に関わる人々の街への愛の強さと学生を迎えてくださる際の温かさが非常に印象的な2泊3日でした。これから始まる前橋でのプロジェクトがどう展開していくのか、可能性を感じさせる時間でした。
written by 松竜ノ介