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FM桐生スタジオ

FM桐生プロジェクト 桐生出張報告 2021.11.21

FM桐生プロジェクトでは、群馬県のコミュニティラジオ局「FM桐生」とコラボレーションし、2018年から「R-LAB」というインタビュー番組を放送しています。

今回は、群馬県桐生市にある「FM桐生」のスタジオまで足を運び、初のスタジオ収録と外ロケを行いました。

桐生市は、群馬県の東南部に位置し、湘南台から桐生市まで、電車で3時間40分で到着することができます。
桐生市は、古くから絹織物を産する機業都市で、江戸時代には「西の西陣、東の桐生」とうたわれていました。織物産業の繁栄を今に伝える町並みがいたるところに残り、近代化遺産の宝庫となっています。
桐生駅

JR桐生駅は駅名標も織物柄

桐生駅から徒歩7分、初めに「FM桐生」のスタジオにお邪魔して、番組のオープニングを録りました。
その後、MAYU(まゆ)に乗って、桐生のまちなかを巡りました。MAYU(まゆ)は、最高時速19km/hで走るバスです。
MAYU

ゆっくり町並みを楽しめます

MAYUに乗り、四辻の斎嘉に訪れました。明治時代に上棟された蔵や大正時代に作られた母屋を見学させていただきました。
四辻の斎嘉

中央右の小林さんに案内していただきました

午後は、男子チームと女子チームの二手に分かれます。男子チームがまず桐生天満宮へ向かいました。きれいな紅葉と趣ある本殿はまさに圧巻。市街地鎮護の神として祀られています。
桐生天満宮

おみくじは末吉と小吉でした

次に向かったのは、「ベーカリーカフェ・レンガ」です。その名の通り、煉瓦造りのおしゃれなパン屋さんです。ラスクの無料詰め放題などもあり、店内は活気がありました。
ベーカリーカフェ・レンガ

パンも美味しそうでした

その後、有燐館に訪れました。歴史あるビールの看板が目標のこの建物は、昔ながらの倉庫の中を見学したり、お土産を買ったり、カフェとして利用したりできます。
古き良き看板

古くからの酒蔵・味噌蔵・醤油蔵が立ち並んでいます

有燐館を出発する際、たまたまMAYUが停まっていたので急いで乗り込みました。そして、運転手さんのガイドに耳を傾けながら、芭蕉に向かいました。ここは趣のある外観が魅力的なカフェなのですが、今回は残念ながらお休みでした…。
芭蕉

次の機会があれば行ってみたい

そのままシルクル桐生へ。ここは桐生市の観光情報を発信しています。また、お土産も買うことができます。桐生に訪れた際は、まずここで観光案内をしていただくのもオススメです。

男子チームが最後に訪れたのは、桐生倶楽部です。中は残念ながら工事中でしたが、大正レトロを感じる独特の佇まいは、外観を見るだけでも楽しませてくれます。
桐生倶楽部

桐生市重要文化財に登録されています

女子チームは、FM桐生から15分ほど車に乗り、宝徳寺に行きました。宝徳寺では、床もみじを拝観することができます。紅葉が床面に映る景色は、幻想的で、とても素敵でした。
宝徳寺

紅葉の季節には多くの観光客が訪れます

その後、男女チームは合流し、本日最後の収録へ向かいました。FM桐生では、手厚いサポートを受けながら、実際のスタジオで収録を行わせていただくことができました。
FM桐生スタジオ

FM桐生の宮坂様・小保方様、お忙しい中ありがとうございました

今回、桐生に訪れてみて、桐生の良さを沢山知ることができました。桐生に興味を持たれた方や群馬県に行く際は、是非立ち寄ってみてください。

今回のフィールドワークの模様は11/19(日)20時からの「R-LAB」で放送します。
FM桐生は以下のURLから聞くことができます。ぜひお聴きください!
https://fmplapla.com/fmkiryu

<FM桐生プロジェクト「R-LAB」>
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YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCdlKcKpT9uDhA2CLn66YEkQ

Written by 長田琉羽里・助田龍信

※なお、フィールドワークに際しては、大学の許可を得て、十分な感染対策を行って実施しました。